なぜ動作にブレーキがかかるのか

なぜ動作にブレーキがかかってしまうのか。それは「体がさびついて動かない」ことが主な原因です。体っていうのは全身の筋肉が連動するようになっていますが、例えば部分的に動かない箇所があったりすると、その連動が途切れて、動く部分だけで動かなければいけなくなってしまいます。そうすると、その部位に本来耐えられる以上の負荷がかかるわけです。

例えば股関節が動かない人は膝関節をたくさん使って動くことになって、本来ならば股関節周辺の太い筋肉が支える分の負荷を膝関節周辺の細い筋肉で支えなければいけないため、あっというまに許容負荷を超えてしまい、それが痛みや怪我となって現れます。痛みや怪我にならなくても発揮できる力が小さいので、すばやく動けなかったり、すぐに疲れてしまったりとプレーに非常に大きな影響を与えます。

骨盤の角度とか、足の向きとか、そういう「姿勢」によってもブレーキはかかります。例えば骨盤が後傾してつま先を閉じると、体には後ろ向きの力がかかります。なので、前から押されると簡単に後ろに倒れます。この姿勢のまま前に進もうとすると「ブレーキがかかったまま動く」ことになるわけです。

あとは「体の動かし方」も関係しています。このあいだKGAPでデモンストレーションもやりましたが「つま先で強く蹴る」と体は後ろに進みます。でも前に進もうとしてつま先で強くけっちゃうわけです。後ろ向きに進む動作で前に進もうとする。それもブレーキがかかったまま動くということになります。

ミトの高いブロック

このブレーキが取り払われると動きは見違えるように変わります。一気に上達するんです。ダムが崩壊するようなイメージです。新しい感覚がドバーッと流れ込んできて、今までとりも段違いに質の高いプレーができるようになります。

今までイメージばかりが先行して体がイメージ通り動いていなかったような人は特にそういうことになりやすい。こういう上達を一回でも経験すると、やめられなくなるんだよね、バスケが。

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ