この指導に素直に従うべきなのか

興味深いコメントをいただきましたので、2回に分けて記事の中で回答してみたいと思います。なげーよ。

コメント全文はこちら→ぽっくんさんのコメント

悩みというか、意見聞いてください。そして意見聞かせてください。

バスケにおいて(バスケに限らず)力を抜くって大事なことだと思ってます。
それと無駄な動きを極力少なくするってことも。

でも部活をやってると、もっとがむしゃらにやれだとか、もっと一生懸命やれだとか、常に当たれだとか、もっとキビキビやれだとか、もっと脚動かせだとか、最後まで走りきれだとか、常に全力でやれだとか、高校生らしくやれだとか、力んでるやつは頑張ってる、力むことこそ素晴らしいみたいな感じです。

ディフェンスとかでそこまで動かなくていいだろってくらい無駄な動きの奴が一生懸命でよろしいって感じです。

バスケをやってるというよりは、部活という教育的な道徳的なことをやってるって感じです。
バスケ的には無駄でも、根性論的、教育的には必要というか。うまく言えないんですけど。
無駄に疲れてるなって思うことが多々あります。
むしろわざと疲れさせてんじゃねーか(非行防止?)って思うことも。
素直に従うべきなんでしょうか?

私の意見を書いてみます。力を抜くことは大切です。当然、無駄な動きを少なくする努力もしていかなければいけないでしょう。しかしそれは、ダラダラしてもよい、手を抜いてもよいということではないので注意が必要です。

なんのために「力を抜き」、「無駄な動きを無くす」のか。それは当然最高のパフォーマンスをするためです。私はがむしゃらなプレー、一生懸命なプレー、常にプレッシャーをかけ、足をたくさん動かして最後まで走りきれるプレーが必要だと考えています。私が目標にしている人たちはまさにそういう動きをしているからです。

それを実現するために、動作について、無駄の無い動きについて考えているわけです。そのための脱力であり、そのためのコンパクトな動作です。「一生懸命プレーするため」に「よい姿勢を作り、力みの無い動き」を追及しているんです。

力んだ動きでは一生懸命頑張ることができません。数年前まで私はかなりひどい動き方(力んだ動き)をしていましたが、他のチームと試合したりするとたった5分でヘトヘトに疲れきってしまうわけです。残りの35分は満足に動けない。一生懸命やりたいという気持ちはあるのに、そんな状態で「一生懸命」プレーできるわけがないんです。

そういうのは気持ちの問題だという人が多いですが、私は気持ちの問題だとは思いません。というか、「気持ちが足りなくてできていない」「意識の問題でできていない」なんて状況は、バスケでは何一つないと思います。そう言われるような場面は、全て「技術」として教えることができるからです。

「気持ち」という非常に曖昧なものとしてとらえるから改善できない。だいたい「気持ちが足りない」などと言う人は、そう言い放つだけで教えようとしないことが多いです。「技術」ととらえててしっかり教えれば、できるようになることがほとんどです。もし指導者がそういうことを言っているのなら、それは指導者側の怠慢かなとも思います。

脱線してしまいましたが、本人は一生懸命頑張りたいと思っているのだから、その時点で気持ちの問題ではないわけです。私の場合なら、走り方や姿勢などに問題があって、「質の低い動き」をしてしまっていた。その部分の技術が足りていなかったから5分でヘトヘトになっていたんですね。

「一生懸命頑張るための技術が足りなかった」というわけです。今はかなり改善されてきているので、方向性は間違っていないと考えています。改善されてきて、やっと人並みに動けるようになったかなというレベルなのが悲しいですが(笑)

指導者の中に、力んでいる動きとそうでない動きを見分けられない指導者がいるのは事実だと思います。力んでいる動きは見た目には「頑張っている」ように見えるので、力んだ動きを賞賛する人も多いです。私も人の話を聞いていて「わかってないなー」と思うことがあります。(こんなことを言っている私のほうこそわかっていないという可能性がありますから、そこは注意してほしいですが)

ぽっくんさんの指導者がどういう方なのかは私にはわかりませんが、むしろよい指導を受けているのかもしれません。「教育的な道徳的なこと」はバスケとも大いに関係があると思います。バスケには、その人の生活そのものが現れます。だから「バスケ的には無駄」なんていうことはありません。私たちの普段の行動は全てバスケに影響と与えていると思います。

非行防止ということはないでしょう。疲れさせているなんてこともないでしょう。その方は「一生懸命やってほしい」「情熱を持ってバスケにうちこんでほしい」と思っているのではないでしょうか。

素直に従うべきなんでしょうか?

仮にあまりよい指導を受けていないとしても、ここでその方を批判しても何も始まらないと思うのです。ただの批判はどちらのためにもならないです。ぽっくんさんの中に従わないほうがいい、従いたくないという気持ちがあるんですよね。それならば、よく話し合ったほうがいいと思います。ぽっくんさんもバスケのことをしっかり考えている印象を受けます。その自分が考えていることを、指導者の方に伝えてみてはどうでしょうか。

批判ではなく「話し合い」をするんです。お互いの言い分を聞きあい(「言い合う」のではない)、お互い納得した形に収まるように話し合いを重ねる。今の環境に納得いかないのであれば、何かしらの行動を起こすしかありません。そういうことをやっているうちに指導者の方との信頼関係も築けると思います。

次回の記事に続きます。

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2 Responses to “この指導に素直に従うべきなのか”

  1. ぽっくん より:

    ディフェンスについて補足を。

    JBLやNBAを見ていても、常に40分間フルにオールコート、またはスリークォーターからプレッシャーをかけて(スティール狙いの)ディフェンスしてるのは見たことないんですよね。
    勝負どころや、時間帯によってプレッシャーをかけにいくとか、当たってスティール狙いにいくのは分かるんですが。

    うちの監督は、40分間やみくもにただ当たれ!プレッシャーかけろ!とか言ってて、ペース配分とかも何もなく。
    考えてディフェンスができないというか。むしろ考えてやるなというか。かけひきとかも何もなく。
    だから疲れが半端ないんです。力も常に入った状態ですし。
    攻めるディフェンスは勝負どころでやるものであって、40分間やらせるのはどうなのかなって感じてます。
    体力いくらあっても足りないよって。

    それと3Pラインより内側だけ(3Pライン後方からでも入るシューターのマークは別として)を守ればいいんじゃないかって思ってしまうんです。
    ディフェンスのほうから動いてスティール狙っていくディフェンスじゃなくて、入ってこさせないディフェンスというか。
    外側でパス回させるぶんには全くかまわないと思うんです。
    でもうちの監督はパス回させるな!とか、ドリブルさせるな!とか、失点許すな!とか、とにかくガチガチに相手の全てをディフェンスしろって感じで。
    そんなんプロでも無理ですよと。ジョーダンでも無理ですよと。(池上でも無理ですよと。)

    とにかく選手の体力が全く減らないと思ってるようなんです。
    無茶な注文が多いというか。
    監督自身、プレイヤーとしては経験がない(高校で部活に入ってすぐに辞めたようです)というのが理由かもしれません。
    そんなんだから選手の気持ちが全くわかってないというか。
    とにかくその指導のせいで、バスケするのが嫌になっていってるんです。
    ただ毎日疲れるために部活に行ってると言っても過言じゃなく。

    まぁここで監督に対しての愚痴を言っててもしょうがないんですけどね。。。
    話し合うべきなんでしょうけど、そんな意見言えるような雰囲気というか立場でもなく。
    聞いてほしくてここに書き込みました。

  2. リーダー より:

    考え方は決して間違ってはいないと思います。私もどちらかといったらぽっくんさんに近い考え方をします。その指導者は勉強が足りないかもしれませんが、ここで他の第三者の批判はしたくないので、その考え方の是非にはあえて触れませんでした。

    ご自身でもわかっているように、愚痴ってもしかたがないんです。もちろん、私も愚痴を言いたくなるときもあるし、愚痴ってすっきりする気持ちもわかるので「話を聞いてほしい」というのならば、私でよければいくらでも話を聞きますが、愚痴っても言ってすっきりするだけで状況は何も変わらないです。それどころか、言ってすっきりする分、行動へのモチベーションが無くなってしまって、かえって逆効果です。

    何かアクションを起こさない限り、その現状は変わりません。立場や雰囲気を気にしている場合じゃないと思います。

    一歩踏み出してみてはどうでしょうか。ぽっくんさんの意見は間違っていないと思うので、その意見を相手に伝えてみてはどうでしょうか。直接話がしにくいなら手紙にしてわたしてもいいですし、意見書としてチームのメンバーで書きあって出してもいいと思います。

    バスケが好きなのに、バスケをするのが嫌。そんな変な状況のままにしてはおけないでしょう。

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