意識がつながると楽しい

この間チノさんと「パスをつないで決めたシュートは最高に気持ちいい」という話をした。1対1で攻めることが多い、というか1対1でしか攻めていない現状を見て、みんなパスでつなぐプレーが気持ちいいってことを知らないのかなって。

自分が攻めてシュートを決めるのは確かに気持ちがいい。でも、何人かで同じ狙いを持ってパスをつないで、その結果シュートが決まると、自分でシュートを決めるよりも段違いに気持ちがいい。

私が一緒にプレーをしていて楽しいなと感じる人は、プレーに明確な意図を感じて、その意図を共有できる人だ。そのプレーに意識のつながりが有るか無いかが重要。速攻やバックドアやディフェンスの裏へのパス、フレアの動きに合わせたパスなど、パスする人も受け取る人もお互いの意図を感じあうことができるととても気持ちいいプレーになる。

それに絡む人が増えるともっと気持ちいい。2人より3人、3人より4人、4人より5人。まぁ5人からむっていうのは難しいけど。1対1でシュートを決めるのは楽しさ1倍。2人絡んでシュートを決めるのは楽しさ2倍。3人なら3倍。という感じ。

まーちゃんシュート

例えばヤマザキと私が2対1の速攻で攻めるような場面で私がボールを持っているようなときに、お互いに「空中プレー」の意図を汲み取るわけだ。そしてヤマザキへのアリウープパス。こういうのは決まると気持ちがいい。自分がシュートを決めたわけではないけど、自分がシュートを決めるよりも気持ちがいい。べんぞうさんとの2対2だってそうだ。私がボールを持っていて、べんぞうさんがスクリーンをかける。そしてピックアンドロール。決まったときはとても気持ちがいい。

これが「お互いに」できるようになると、楽しさは最高潮に達する。私がディフェンスをひきつけてパスするっていうパターンは多いけど、逆のパターンはそれほど多くない。べんぞうさんやヤマザキに限った話ではなくてね。「ノーマークなのにパスが来ない」と感じることが多いし、誰かがひきつけて私がフリーになるという状況も少ない。

番Bなんかが練習に来ると、私はパスを受ける側に回ることが増える。お互いにディフェンスがズレるタイミングを狙って「パスで攻める」ということをしようとしているし、ひきつけてパスということもすることもしようとする。狙いどころを共有できていると感じる。狙い通りにうまくいってシュートが決まると、パスしたほうもシュートをしたほうも素晴らしく気持ちがいい。いつもと同じ7分のゲームでも、意図を共有する頻度がいつもより増えるので格段に楽しくなる。

ただ単にパスを回しているだけではこのような意識のつながりは生まれない。パスした人はパスして終わりだし、受け取った人はきたボールをただ受け取っただけで終わる。その結果、パスを回しているつもりになっていても、結局は1対1で攻めているだけだったりする。そういうバスケットはつまらないし、2対2、3対3で攻めるバスケットよりも断然弱い。うちのチームでもこういうバスケットをしている人は少なくない。

チノシュート

こういうことを書くと周りに気を使ってパスを回すようにするやつが出てきそうだが(イセとか、イセとか、あとイセとかね・・・)、そういうパス回しはさっき言ったように意味が無い。意図がないからディフェンスに与える影響が少ないし、そういうのに限ってカットされる。それならやらないほうがマシだ。

あぁわかった。「コミュニケーション」があるかないかだ。コミュニケーションがあってその上で「シュートが決まる」という共通の目的が達成できれば気持いいんだ。相手の言う事を「はい。はい。」と聞いているのはコミュニケーションじゃない。だから気を使ったパスなんかもらっても気持ちがよくない。自分の意見ばかりを押し付けるのもコミュニケーションじゃない。だから一方的なパスも気持よくない。

こちらの考えを話し、相手の考えを聞き、それをすり合わせていくってのがコミュニケーション。相手の考えが理解でき、自分の考えを理解してもらい、その結果パスがつながってシュートが決まる。そういうバスケットが気持ちがいいし楽しい。そしてその楽しさを追求していけばいくほど、「チームプレー」ができるようになっていき、チームとしても強くなるという正のスパイラル。素晴らしい。やっぱ楽しさを追求するってのは強くなるってことにつながってるんだよ。

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