見ていないけど見えている

視野に入っている景色を、脳は無意識的に処理している。自分が「見ていない」と思っていても、目に入っている景色の情報は脳の中に蓄えられる(短期的に)。例えば、トップの位置にいて、右サイドから左サイドに視線を動かしたとき、「見た」のは左サイドだけど、視線を動かしている途中目に入るペイントエリア付近の情報も、はっきりとは認識できないにしても脳は処理している。

そこの情報を「意識的に」取り出す。「さっき見た景色を思い出す」という感じに似ているかもしれない。慣れてくると意識的に情報を取り出すだけでなく、その情報から「今現在の状況」を予測することができるようになる。ノールックパスをするときなんかはこういう処理をしながら、視線を向けずに味方の位置を把握しパスを出す。ノールックパスでなくても、常にこういう処理をしながらプレーすると、いつだったか書いた「プレーとプレーの間隔を短くする」ということができるようになる。

この「見ていないけど見えているもの」の情報量は「見方」によって変わってくる。一つのものを凝視すると、見ているものの周りにあるものは見えにくくなる。そういう見方をしていると「見えていないけど見えているもの」の情報量は少なくなる。一つのものを凝視するのではなくて、全体的に見ることを意識する。すると「見ていないけど見えているもの」の情報量を増やすことができる。当然、こちらの見方ができることが重要(ただしシュートのときは「凝視」する感じも必要)。

中心視野と周辺視野というやつです。周辺視野が使えなければ「視野」は広がらない。周辺視野を使うためには、視線の中心にあるものではなくて、視線の中心から外れた位置にあるものを見るように意識すれば良い。視線を動かさずに(視線を固定するというのは大事。顔だけ固定してて目が動いている人多数)。やっているうちにそれができる範囲が広がってくると思います。

ドライブ動作

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ